家電は、毎日の家事を楽にしてくれます。
家事の中で、掃除だけはどうも苦手なのか、なかなか掃除機で掃除をすることが億劫です。米国アイロボット社の「ルンバ」は、知ってはいたのですが、やや高価だし、、、
そうこうしているうちに数年が経ちました。
ウェブサイト「iRobot研究所」の「ルンバの歴史」によると、ルンバ生誕10周年とのこと、、、日本仕様品は、2009年に発売されたようです。
日本発売から、もう6年も経ってたんですね、、、
ここ1年ぐらいで、知人がルンバを購入したりしたんで、インターネットで評判を確認すると、壁やら家具に当たりながら、方向転換して移動するらしい、、、(壁やら家具は大丈夫かな?)
数日前に、インターネットで調査してみると、ロボットを扱うアイロボット社が開発し、既に10年以上の経験から、人工知能が非常に優秀であることや、タフさが強調されていました!(やっぱり、ロボット掃除機はルンバか、、、)が、障害物(壁や家具)に何度も当たって方向転換する動作は変わっていないらしい、、、(それでも、人気あるもんなぁ〜)
満を持して、パナソニック社から、今年3月に発売された「ルーロ」も非常に高価だと思っていたのですが、半年以上経ち、買いたいルンバのモデルと同程度の市場最安売価だったので、候補に加えました。
家電はなんと言っても、仕様(性能・サイズ)の把握が重要ですよね。あくまでも個人的判断です。
1)人工知能(インターネット情報からの個人的予想)
ルンバ > ルーロ
2)ハウスダストセンサー
ルンバ875 = ルーロ > ルンバ654
3)大きさ
ルンバ(353mm) < ルーロ(218mmx136mm)
高さ:ルンバ(92mm) = ルーロ(99mm、本体92mm)
4)フィルターのお手入れ
ルンバ < ルーロ(水洗い可能)
5)バッテリー寿命
ルンバ:リチウムイオン電池、週4回、1日1時間で約6年
ルーロ:リチウムイオン電池、充電サイクル1500回
※素人計算で、ルンバは充電サイクル約1250回か、、、
で、 ルンバ = ルーロ
6)方向転換動作(障害物)
ルンバ:ソフトタッチバンパー機能
ルーロ:超音波センサーと赤外線センサー
この点を、最重要点として、家電売場のデモ展示で、実際に確認しました。ルーロは、ほとんど壁に当たっていないのに対して、ルンバは、頻繁に、しかも何度も当たっていました。壁へのぶつかりを回避するというよりも、当たって検知しているような動作でした。それで、ルンバが壁に当たるときに、壁とルンバの隙間に指を入れて、その強さを実際に確認しました。
で、 ルンバ < ルーロ
以上の性能比較判断(あくまでも個人的見解です)から、数日前に、ルーロを購入いたしました!
比較しながら、考えたのは、ルンバは、米国企業で、米国市場で開発されたものであり、日本人である自分が考えているほど(6)の性能を重要視していないのだろうということ、、、「自動車のバンパーは、ぶつかるためにあるので、傷は気にしない」という国民性と「バンパーの傷も、非常に気になる」という国民性の違いかなと、、、
国産メーカーの「ルーロ」は、基本的に、障害物(壁や家具)に絶対ぶつからないように設計されているようです。(1)人工知能よりも、この点を重視した設計であり、(1)については、成熟するためには、まだ、数年を要するのでしょう、、、
【実際に使用して】
1)ソファー下もベッド下も、潜り込めず、掃除できませんでした。
ソファーもベッド(米国製)、床面からの隅間の高さが7mmほどしかなく、それ程背の低い現行製品はないようです。
2)絨毯フリンジ、タオル、細いケーブル(電気、USBケーブルなど)、スーパーなどのビニル袋などに絡まりました。
ルンバには、自動的に解消する「からまり防止機能」があるらしいですが、インターネットから情報を集めると、その機能は、まだ不十分なようです。
3)細く長い隙間を通り抜けなかった。
ほぼ幅と同じ幅の通路状の隙間は、通り抜けずに、行ったり来たりしていました。この点は、今後の人工知能改良に期待でしょうか、、、
4)絡まるものがある場合など、ダンボールや何か物をおいて壁を作れば大丈夫でした。
ルンバは、仮想壁(バーチャルウォール)を使用しますが、ルーロは、軽い物ででも壁を作れば、センサーで検知してくれます。
ロボットなので一から十まで自動で運転させたいと考えるかもしれませんが、家の中に、そんなに広い場所はなく、いろんなものが散在していますし、狭い場所や隙間も多く、全て自動運転させるのは無理だと思っていました。適宜、部屋や部分毎に移動して掃除させる方が、トラブルなくスムーズに掃除ができます。
とは言っても、これを機に部屋を少し整理して、もっと便利にルーロに掃除してもらえるように協力?しようと思いますwww
2015年10月26日 ひーろ
【ルーロその後】
ルーロを使用開始して、1ヶ月以上が過ぎました!
1〜2回使用した時点で、ルーロが、紐やビニールに引っかかったり、狭いや細いなどで身動きとれなくなるような状況を把握しました。
掃除をしたい場所に、そのような状況を取り除き、タイマーで動作させて、掃除しています。母艦の充電器がある部屋では充電器に、充電器がない場所では、タイマーをセットして置いた地点に自動的に戻っています。今朝の動作では、約1時間ほど作動して、元の地点で止まっていました。
隅まで綺麗に掃除されています。ぶつかる音は皆無ではないですが、比較的緩い当たりだと思います。基本的にセンサーで検知して、壁への当たりを回避してくれています。
ダストボックスはダストを捨ててから、ブラシとそのカバーは目立つゴミだけ取り除いてから、水洗いして、風呂場で乾燥しています。特に、面倒ではないので、ほぼ毎回、水洗いしています。
お掃除ロボット、とても快適です!
床面からの隅間の高さが7mmほどしかないソファーやベッドの下を自動的に掃除してくれる掃除ロボット(そんなに高性能でなくてもよい)が、発売されれば、即購入したいのですが、、、
2015年12月5日 ひーろ