約半年ぶりの更新になってしまいました、、、
今回は、撮影手法や撮影の心構えといったものではなく、
個人的に自分が何故いま写真を趣味にしているのか少し書いてみます、、、
写真は、フィルム時代から「コンパクトカメラ」や「写るんです」を持ち歩き、景色や同行の人々を撮影してました、、、いわゆる記念写真、、、
フィルム時代にオートフォーカス一眼レフカメラが発売されて、初めて一眼カメラで撮影しました。個人的に欧州旅行のために買ったのです。その後、米国赴任時にたくさん撮りました、、、
帰国後、インターネットが普及し始めてホームページなるものが流布し始めたので、始めたばかりのパソ通をやめて、HTML言語を独学して「ハーブ」と「うさぎ」のホームページを立ち上げました。それに挿入する写真データを得るため、一眼レフカメラで撮った写真を当時新しいサービスであった「コダック・フォトCD」により写真をデジタルに変換してもらいました。当時100枚ぐらいを1つのCDにデジタル化して約1万円かかったと思います。
今流行の「フィルデジ」ですよねwww
たしか、この写真が当時ホームページを紹介する雑誌で掲載された写真です。
その後、コンパクトなデジカメが普及してからは、一眼レフカメラを余り持ち歩かなくなりました。あくまでも記念写真なので、携帯性が重要でした。
デジタルの波と大きな経済変化のせいで仕事環境が大きく変わり、自由時間が増えたことと個人的環境変化もあり、放蕩生活を楽しんでいたのだけど、人生も半ばに差し掛かり、自分に出来ることや社会や誰かの心に何か残ることがないかと考えるようになった、、、
亡き父親はテキスタイル・デザイナーであったのだが、自宅で絵を描いていたこともあったし、京都や奈良に神社仏閣、美術館で開催されたいろんな国内・海外の絵を鑑賞しに連れていってもらった。絵好き、芸術好き、少しは才能のDNAを受け継いでいるんじゃないかな、、、それに父親は芸術に優れた高校にぼくを入学させたかった、、、結局、現実的に普通高校に進み、普通のエリートコースっぽいレールを進み、おかげで海外生活を送ったりいろんな経験をさせてもらったが、父親の夢は叶えてあげられなかった、、、
趣味と意識したことない写真撮影は、絵(画像)を創ることであり、その一部はアートな世界にもある、、、父親から授かった経験やDNAを活かせる趣味になるんじゃないかと思ったのです、、、
ぼくが撮る写真がアートかどうかは分かりません。アートは何か主張するもの、訴えるもの、感じさせてくれるものであるべきと思っているのですが、正直、アートを勉強したことはなく、その手法は分かりません。現代のアーティストがどう表現しているかを勉強しながら写真にも活かして行きたい、、、
ぼくの写真の奥底にあるものは、亡き父親のDNAなのだと思っています、、、
「hero’s fotograph」や「hero’s WORLD」のシンボルの薔薇は、亡き父親がよく描いていた花です、、、
それでは、この辺で、、、